先月から始まった外出自粛。
今月は緊急事態宣言が出されて、さらに状況は厳しくなっている。
普段からほぼ引きこもりなので、外出するなと言われても全く問題ないと思っていたら、さすがにこれだけ長くなるとキツい。
大掃除でもするかと思い立ったが、部屋が狭いので、模様替えして隅々までひっくり返したが2日で終了。
サンドイッチマンもナイツも落語も、死ぬほど笑えても毎日というわけにはいかない。
もちろんピアノは弾くけれど、半日も弾けばアイディアが尽きてくる。
こんな時にと思って買い込んだ本は、ドトールなら何時間でも読めるのにすぐに飽きてしまった。
このところ集中力がなくなってるなぁ、、。
そうだ!映画を見よう!
ここで私は、大変な事に気付いた。
そして改めて、今は緊急時なのだと思い知らされた。
映画というと、私はホラーかSF・サスペンス以外、あまり関心が無い。( 数年に一度、好きな俳優さんができると何でも見ちゃうんだが、、笑)。
SFだったらエイリアン系かマトリックス系、近未来タイムパラドックス系か人類滅亡系--シリアスなものに限る。
つまり、私の場合「映画を見る=もの凄く緊張感がアップする」だ。
その緊張感は、刹那的なもの-例えば、戦闘シーンでやられちゃうかも-ではなく、もっと持続的な押しつぶされそうな圧迫感というか、破滅に向かう個人、あるいは集団を見守るというようなかなり深刻なもので、そういう絶望的な緊張感を感じる為に映画を見ると言ってもいい。
( こう文章に書くと、相当ヤバい奴か?私、、。)
何に気付いたかと言うと、緊急事態宣言が発令されてから一週間、この種の映画ー特にホラー映画を見たくなくなっているのだ。
『エクソシスト』を部屋を暗くして一人でワクワク見ちゃうような私が、ホラーは怖いから見たくないと思う、その事実にちょっとびっくりしてしまった。
きっと、2時間の緊張感に耐えるだけの気力を失っているのだ。
怖い映画を見ると言うのは、精神における筋力トレーニングやランナーズハイのようなもので、精神に負荷をかけることで高揚感を得るのだと思う。
けっこう鍛え上げられた私のホラー精神(笑)が、弱音を吐いている、、。
世界中がパニックに陥っている現在、私を含めてみんなが不安になっていて、歴史的な人類の危機を現実のものとして感じている。
これはフィクションではないのだ。
安心で安全な環境でこそ、ホラー映画は楽しめる。
現実とかけ離れた世界を見せてくれるからこそ映画は楽しいのであって、現実が映画みたいになってしまったら本物の恐怖でしかない。
ホラーやパニック映画はしばらくお預けだ。
それでも、じゃあ恋愛映画を見ようとはやっぱり絶対思わないんだが、、。
コメントをお書きください
ぅぉ (金曜日, 17 4月 2020 22:31)
あらー
へレディタリーの監督アリ・アスターさんの次の作品「ミッドサマー」
やってますよと書こうと思った矢先に。
まぁ、私も病気してからは、余命いくばくも無い主人公のお涙頂戴
映画は辛くて見れないですよ。
私もようやく明々後日の月曜日から在宅勤務が始まります。
遊びには行けませんが、時間の余裕は出来ます。
一応連休終わりまでの予定ですが。
ぅぉ (金曜日, 17 4月 2020 22:56)
ストレスがたまっている時は もしかすると涙活がよいのかも
と思う昨今。 涙にはストレス物質が含まれていてそれを体外に出す事で
頭の中がスッキリするという説。 上の書き込みとは相反する内容ですが。
しかし泣けるもの・・・・無いですよねぇ 一番最近と言っても随分前泣いたのは
劇場版 若おかみは小学生 の鬼のようなエピソードでしたし。
重ね重ね 上の書き込みとは相反する内容ですが。
泣いては無いですが 昨今 ちょっと ぐっと来た曲
https://www.youtube.com/watch?v=Id2a2gbW1Zs
michiko (土曜日, 18 4月 2020 08:02)
泣ける映画、良いですよね、、。大昔、『グッド・ウィル・ハンティング』見て大泣きしたの思い出しました。
ぅぉさん推薦のMVも良いですね、『死ぬ前にしたい10のこと』を思い出しました。
昔見て感動した映画、見直してみようかな、、。
ぅぉ (土曜日, 18 4月 2020 20:16)
なかなか 泣けるものないですなぁ
これはじめて聴いたとき 第5章の部分で号泣したのになぁ
ネタ割れてると そうでもないのかね。
この曲
https://www.youtube.com/watch?v=_vwwoQ5np74
まっち (日曜日, 19 4月 2020 13:43)
お久しぶり。どっこい、生きてます。
歳とともに、益々涙もろくなっております。
単純なので泣ける映画、好きです。
クリント・イーストウッドの「マジソン郡の橋」、「ミリオンダラー・ベイビー」は、しばらくの間、何日か後を引くほど泣けました。
ショーン・コネリーとオードリー・ヘップバーンの「ロビンとマリアン」も胸に刺さります。
怪談では、
ちょっと前に4回シリーズぐらいでNHKでやっていた「牡丹灯篭」。
円朝の原作に沿った内容で見ごたえが有りました。
でも、上の書き込みとは、さらにずれているかな、失礼いたしました。
「
michiko (月曜日, 20 4月 2020 08:34)
ぅぉさん、チコタン-衝撃の展開でした、、。
コメント欄にたくさんの書き込みがあって、それぞれの人がこの曲に想いを持っているんだなぁと思って全部読みました。
力を持った曲ですね。
まっちさん、お久しぶりです ^ ^
まっちさんは涙もろい江戸っ子!な感じですね。
私は自分ながら、恋愛映画を見て泣けるようだったらもうちょっと違う人生があったかもなぁ...とか思います(笑)。
『ピアノレッスン』はちょっと良いかな、と思いました。