私の中学時代の記憶は、薄くぼやけていて、思い出せる事といったら本当に数えるほどしかない。
学校近くにあったケーキ屋さん( 以前このブログに書いた、夢のようなケーキ屋さん )と、何人かのクラスメートと担任の先生の事くらい、、。
実は、化学クラブの事はすっかり忘れていた。
それが、机の引き出しの奥から偶々出てきた、私が書いたと思われる『2年生文化祭計画』というよれよれの企画書をじっと眺めていたら、不思議なほど鮮やかに、あの当時、感じていた気持ちや部員の仲間・部長さん・先生の顔が次々と浮かんできた。
あの2年生の秋。
悩める青春時代である(笑)。もやもやといろいろな事に悩んでいた。
自分のことや家族の事。そして学校についても一つ不満があった。
まぁそんなに大した事じゃないのだが、早い話が「運動部ばっかり!」だ。
体操や陸上、水泳やバレーボール、バドミントン・サッカーに野球....。
花形選手はめっちゃめちゃかっこいいし、校内の話題も運動部に集中するのは仕方ない。
でも、化学クラブだって、爆薬で火山が噴火するし(火山、小さいけど....)、固体燃料でロケットがピューッて飛ぶんだよ(教室の中だけど....)、ケミカルガーデン、知ってる?すっごい不思議で綺麗なんだから!という訳だ。
性格というのは、成長してもあまり変わらないものだ。
自分のやっている事に対する圧倒的な肯定感というのは、この頃から既に芽生えていたと思われる(笑)。
負けん気とは違って、信念の問題だ。
人からどう見られようと、これが自分にとってベスト、これでOK、みたいな気持ちか、、。
人とはちょっと違うこの風変わりな価値観のおかげで、今までの人生、比較的幸せな精神状態で生きてこれたんだと思う。
つまり、私はかなりな変人であった(笑)。
この時は、大好きな”化学クラブ”を、周りのみんなにもっと知ってもらいたいという気持ちでいっぱいだった。
う〜む、またしてもすっかり長くなってしまった。
残念エピソードが、なかなか書けない、、。
すみませんm(_ _)m、次回、繰越しです。
***Part5に続く***
コメントをお書きください