香港が大変な事になっている。
中国が一国二制度の約束を破ろうとしていて、市民たちが激しく抵抗している。一時は収束に向かうと思われたが、最近はさらに混乱が過激化しているようだ。国連などの国際社会は、ただ遠巻きに眺めている。
十数年前、香港でJazzの仕事をした。
香港に支社を持つ日本の会社が、お得意様たちを招くビクトリア湾周航のクルージング・パーティを企画して、女性三人( 歌とサックスとピアノ )で演奏する事になった。
海外でJazzの仕事なんて初めてだったし、船上パーティも初体験だったので、普通に観光客気分でワクワクした。
初秋の香港は絶好の観光シーズンで、訪れたたくさんの人たちで空港も忙しそうだった。
夕闇迫る頃、クルーズ船に乗り込んだ。
心地良い秋の夜風に吹かれながら、遠く船上から眺める「100万ドルの夜景」は、さながらキラキラ輝く宝石のようで妖しく美しかった。
デッキには、粋に着飾った老若男女がグラス片手にそぞろ歩いている。
夢見心地で演奏を始めたが、中型のクルーズ船だったせいか、譜面と鍵盤に集中するうちに気分が悪くなった。
「やばい!」と思ったら、ますます船酔いは悪化した。
他の二人を見ると、サックスの女性は顔が真っ青で、既にギブアップ状態になっている。
結局、歌とピアノでなんとか乗り切り、その後は楽屋で全員ぶっ倒れていた。
弾く前に飲んだカクテル、ちょっと量が足りなかったようだ、、(苦笑)。
(Wikipediaより)
翌日はすっかり回復し、朝食に美味しい中華粥を食べてから市内観光に出掛けた。
活気に満ちあふれた街並み、色とりどりのお供物と願い事をする人たちで賑やかだった寺院、ニョキニョキと信じられない高さで立ち並ぶ高層ビル群、中でも、バス通り片側のビルの窓から向かい側のビルの窓まで、通りをまたいで頭上高く張ったロープに洗濯物がはためく光景は、これぞ香港!だった。
あの時、街で出会ったたくさんの普通の人たち、たくさんの若者たちが、今、自由の為に街頭で闘っている。
力を持つ者が何をしようとしているか、世界中にネットを通じて知らせている。
一般の人たちの多くの投稿や発信によって、大国による情報操作が通用しなくなりつつあり、さらに通信社の捏造まがいの誤報まで一般人が知るようになった。
香港は一体どうなるんだろう?
十数年前の記憶の中で、明るく楽しげだった街の人たちのこれからが、本当に心配だ。
日本が出来ることは無いんだろうか?
30年前の悪夢が思い出されてならない、、。
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ぅぉ (火曜日, 19 11月 2019 22:46)
みんな心配 不安
言うても、言うても、これ、まずは声を上げて何かするの、イギリスマターでしょ
って気持ちではないのかなー
michiko (水曜日, 20 11月 2019 09:56)
ほんとイギリスは、過去いろんな所でやらかして、そのまま知らん顔ってたくさんあり過ぎる。帝国主義の負の遺産ってやつですかね。
まぁイギリス国内が、今、それどころじゃないのかも、、。
日本の国会、声を上げるぐらいは出来るだろうになぁ。
ぅぉ (水曜日, 20 11月 2019 16:07)
とりあえず、習近平国賓待遇での来日に対し
反対の声を上げる方方々が出始めてますね。
https://www.mag2.com/p/news/424830
ぅぉ (水曜日, 20 11月 2019 16:22)
って いうか、 足りなかったんかいっ w
>弾く前に飲んだカクテル、ちょっと量が足りなかったようだ、、(苦笑)。
しかし、こんなきれいな夜景が見れたのはうらやましい。
ぅぉ (木曜日, 21 11月 2019 09:40)
上の方で、イギリスマターがーっ とか書いたけれど、
私思うのに、世界をまたにかけてテ〇とかやってはる、某宗教の
人たち、アルミカを目の敵にするのは、気持ちわからんでもないけれど
ちうごくで、どうほうの方々がえげつないほど酷い目にあってるのに
スルーですか? とか不謹慎な事を思ってしまう。
心の中では、さらに不謹慎な事を考えてしまうのでありました。
michiko (木曜日, 21 11月 2019 10:44)
ぅぉさん、"不謹慎な事”、、私、分かちゃったかも、、。
恐ろしい事、おぞましい事ですよね?
経済界は、そんな事知らんがな、うちらに損させたら自民党に明日はないぞ!ぐらいの脅しをかけているような気がする。( あくまで個人の感想です^_^)
もう安倍さん、辞めたくなっちゃうよ、あっちもこっちもヘンテコな人ばっかで(笑)。
ぅぉ (木曜日, 21 11月 2019 16:21)
分からないで (T_T)