天皇陛下御即位

9日「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」と10日「祝賀御列の儀」。

ライブ動画を見ながら、ここまで皇室は愛されているんだなぁ、と驚いた。

 

以前このブログで書いたが、30年くらい昔に偶然、東京駅で上皇上皇后両陛下をお見かけした。

遠くからだったにも関わらず、はらはらと涙が溢れた。

自分でも「なんで~?」と思って、若い頃の”不思議体験”として覚えている。

なぜなら、当時は皇室について考えたこともなかったし、社会にはどちらかといえば否定的な空気まであったような気がする。どうして涙が出たのか、全く心当たりがなかった。

 

今、こうして天皇皇后両陛下のお姿を見ながら、誇らしさと嬉しさと敬う気持ちがないまぜになって感動している。

あの時の涙の謎が、ちょっと解けたような気がした。

 

国民祭典に参加し、沿道で日の丸を振る何万人もの人たち-日本の国民が一つになって、陛下に誠心誠意のお祝いの気持ちをお伝えしていた。

派手さや煌びやかさはないが、心が通じ合う美しい催しだった。

これが、日本の国体なのだとしみじみ思う。

 

あの織田信長でさえ敬った天皇という存在は、日本の歴史や伝統という意義を超えて、国民のDNAと言ってもいいほど根深く刻まれた心の拠り所のようなものじゃないだろうか。

( まぁ、そうじゃない人たちも一部、いるけれど、、。)

 

パレードの日は爽やかに秋晴れ、即位礼正殿の儀の日には突然の虹が出た。

神さま( 神さま達?)に見守られているみたいだった。