シャーロック・ホームズ -Part3-

8月にメイ英首相が初来日した。

これから日本は、イギリスともっと仲良くしましょう〜日英同盟(?)・祝復活〜ということで、その日以降、個人的に大いに盛り上がっていた。

何故なら、イギリスはコナン・ドイルとアガサ・クリスティーを生んだ偉大な国である!ミステリーファンにとっては、もうひれ伏さんばかりに崇める国なのだ。

Jazzをやっているならニューヨークに行け、とよく言われるが、いやいや、ロンドン・ベイカー街221B( ホームズの住まい )が先だ、と秘かに心に決めている(笑)。

 

まずは私の永遠のアイドル、エルキュール・ポワロ( 原作アガサ・クリスティー )について書きたいところだったが、彼はベルギー人である。

英国に敬意を表す、ということで、英国人探偵シャーロック・ホームズについてPart1〜2と書いたのだが、Part3は、ノーベル賞やら国難突破選挙やらいろいろあってしばらくお預けになっていた。

 

そんな矢先、吉祥寺の某ライブハウスで演奏をしていたら、30代くらいの外国人の男性が一人ふらっとお店に入ってきた。

メンバーのベーシストとドラマーが話しかけたら、なんと日本語ぺらぺらなので、みんな一緒に写真を撮ったりわいわい楽しくやりだした。

あんまり日本語が流暢なので、ずっと日本に住んでいるのかと思ったら、ロンドン(wow ! )から観光に来て自転車で日本を巡っているらしい。

よっぽど日本が好きなんだなぁ...。

 

私「そういえば、メイ首相がこの前、日本に来てましたね。」

彼「メイ?誰、それ?」

私「…。」

私「シャーロック・ホームズの大ファンです❤️」

彼「ふ〜ん、、。わたし、ジブリ大好き❤️」

私「…。」

私「あ、このスマホケース、エヴァンゲリオンですかぁ?」

彼「違います💢ジブリです❗️」

私「、、すんません....。」

 

私だけ、ことごとく仲良くできなくて凹んだ。

ほんとにイギリスが好きなんだけどなぁ....。

なんだか、長年、想いを寄せていた人に肘鉄を食らったようで、微妙にがっかりした。

 

ロンドンからはるばる来た彼は、きっと三鷹の森ジブリ美術館を訪れることを、ずっと夢見ていたのだろう。

その気持ちだけは、”ベイカー街221B”に憧れる私としてはとってもよく分かる気がした。

 

オタク同士、方向性がちょっと違っただけだよね!

 

***Part4に続く***

 

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コメント: 2
  • #1

    ぅぉ (木曜日, 23 11月 2017 02:32)

    たぶん、その時、近くにいましたが、話の内容がよく聞こえてませんでした。
    何か田崎さんに、スイッチが入った事は気付きましたが。

    そんな時は、宮崎さんがホームズのアニメ作ったのご存知?くらいの事は
    言って見るべきでしたね

  • #2

    michiko (木曜日, 23 11月 2017 07:19)

    え、宮崎さん、ホームズのアニメ作ってたんですか。というか、あのアニメは宮崎さんだったんですね、知らなかった、、。
    まぁ、イギリス人がみんなホームズ好きとか期待するのは、日本人がみんな時代劇好きみたいなもんで、相当無理がありますよね、やっぱり(笑)。
    因みに、私は大の時代劇ファン。ものによりますが....。
    ぅぉさんも、たしかそうでしたよね!^ ^