愛しの”県高(けんたか)”-Part1-

私が卒業した県立新潟高校は、通称”県高(けんたか)”ー明治時代に旧制新潟中学校として創立された。

もともとは男子校で、

「私の高校は男子校だった。」

と些か省略して言うと、相手は一瞬混乱した表情を浮かべた後「やっぱりこいつは、、。」と得心したようにニヤッと笑う。

「いや、そうじゃなくて^ ^;;、昔は男子校だったけど、ちょっとずつ女子が入学するようになったんですよ。 」

 

(1999年に改築された校舎。

立派になったなぁ....。)


私が入った時は、一クラスに女子は8人だった。

さらに学年が上がって文系理系と分かれるようになると、女子が一人もいない『ヤモメ』クラスが登場する。

『ヤモメ』というとどこか切なく物哀しい響きがあるが、実際は理系男子の明るい巣窟、とんでもない面白ばなしや歴史に残る逸話を代々生み出してきた。

上級生の『ヤモメ』クラスの教室前を通るのは、下級生女子にとって殆ど肝試しに近い。

一人じゃ心細いので同級生女子と一緒に早足で通る。

運が悪い(?)と、廊下側の窓ガラスがガラガラっと開いて「★*ちゃ〜ん」と万雷の掛け声が掛かる。

まぁ、それはそれで嬉し恥ずかし・楽しかったりするのだが....(笑)。

 

先月、地元新潟で久しぶりの同窓会があった。

私は都合がつかず行けなかったのだが、後日、ネットの会員ページに当日の写真がたくさんアップされていて、懐かしい面々に思わず声を上げながら見入った。いろいろな思い出が蘇った。

と同時に、ふ〜む....とちと考える事があった。(いつもの変な癖です・笑)

別に大した事ではないのだが、次回ちょっと考察してみようと思います^ ^