今日は、東小金井J.J.Nashでピアノ・トリオのライブ。
『Why Do You...?』というオリジナルを初演奏する予定なんだけど、今からドキドキだ。
だいたい、スタンダードの名曲を演奏するのと自分の曲を演奏するのとでは、天と地ほどの気持ちの差がある。
何十年も生き続けてきた曲のもつ凄さというのは、もうほとんど感動的だ。
三ツ星レストランで食事をするような、ゴージャスな緊張感と懐の深い安心感がある。
一方、オリジナルには自分の世界を一部披露するみたいな感覚があり、それを一緒に演奏してくれる仲間や聞いてくれるお客さんがいるということは、これ以上ない幸せで嬉しいことだと思う。
ただ、あんまり自信があるわけではないから演奏する時の気持ちはほとんどおっかなびっくり、大丈夫かぁ....だ(笑)。
何回も演奏して本当に自分の歌になったら、きっとめちゃ楽しいんだろうな....。
さて、この『Why Do You...?』は、jazzをやり始めて数年の頃に作った曲だ
当時は国立に住んでいたのだが、しょっちゅう多摩地区の仲間と集まってはセッションで遊んでいた。
なんとも楽しい時間で、この時代があったから、それまでチャーリー・パーカーさえ知らなかった私でもjazzを演奏する面白さを知ることができたのだと思う。
この仲間が私を除いてみんな男性で、こういう状況は仕事でもほとんどそうだったから別に違和感はないのだが、仕事じゃなく遊びとなると、まぁなんというか、男と女の違いみたいなのがいろいろ些細な事で出て来て、それが結構面白かったりびっくりしたり、そんな気持ちが「あんた、どうしてさ....」となった訳だ。
Why Do You....の後ろには、もうたくさんあるのだが、例えば、男の人はなんで俺とか僕とかわしとか私とかおいらとか拙者とか( これは無いか..笑 )、微妙に使い分けるんだろうか。
なんで道に迷って右往左往している状況で、ビビアン・スーの写真集を本屋で見つけてみんなで盛り上がれるんだろうか。
等々、今に至っても解けない謎(笑)がいくつかある。
でも、男の人も女性に対して、”Why Do You...?”と絶対思っているに違いないし、たぶん聞かれても、だってそうだから仕方ない!と答えるだけだから、あまり実りある議論になりそうにない。
”どうして....”は聞かない方がお互いの為ということだ(笑)。
あ...、そろそろライブの練習をします!
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