雪、雪、雪...。

月末に、4日間ほど新潟に帰った。

 

市内は何十年ぶりというほどの大雪で、毎日雪かきをした。

新潟市在住の友人いわく、”今シーズン、雪かきはいわばウインタースポーツ、市内はほとんどアイスリンク状態!”

実際、日陰の道の雪は固く凍ってツルツルで、道行く人はみんな足下を確認しながらゆっくりゆっくり歩く。

それでも市内のバスなどの交通網はほぼ平常通りで、積雪量はテレビで見る山あいの町の豪雪とは比較にならない。

日常生活もままならなくなるほどに雪に埋もれてしまう地域の方々の苦労はいかばかりか、と思う。

 

これほどの大雪は久しぶりなのだが、見知らぬ人と道をお互いに譲り合い「お気をつけて」と声を掛け合ったり、町内お隣さんの助け合いや頭が下がるほどの気遣いに接して、ああ、新潟の人はこうだった、と改めて私たち”雪国の人間”の気質を再確認した気がする。     

 

何だか遠い昔を思い出すような、懐かしい気持ちになった。