セッションの仕事でよく行く三鷹のソニド。
お店のママは、粋でお洒落でお茶目で( 失礼、もう可愛らしいお孫さんがいらっしゃるのだが... ) 、ファドとタンゴをこよなく愛する往年の歌姫といった風情なのだが、昔ケントスあたりで踊りまくっていたに違いない遊び心と好奇心が自然と人柄からあふれていて、知れば知るほど、すごく魅力的な女性なのだ。
ほめ過ぎ(笑) ?
でも、セッションの常連さん達もきっと、その通り ! と言ってくれるはずだ。
そのママなのだが、外国や国内、いろいろな所によく旅行するらしく、小さな店内にはお土産の品がたくさん置かれている。
バナナのクッションやイタリアの絵皿、沖縄シーサーの置物やどこの物か分からないちょっと不気味なお面....。
まぁ、統一感が無いと言えばまったく無いのだが、そうした雑多なものが、混然としてある種ソニドの個性になっている。
お店のオープンは2年半前。
jazzの世界をほとんど知らないままにお店を始めて、一癖も二癖もありそうなjazzのプレーヤー・リスナーたちから、「 jazzとは 」なんていう講釈をうんざりするくらい聞かされ、お店のレイアウトにもああでもないこうでもないとうるさいほど意見され、普通の人ならやめちゃおうかなって思うところを、彼女は、そうねぇ....と至極鷹揚に、確信犯的に優雅にそのほとんどを受け流して(笑)、他のjazz live houseとはまったく異次元の空間をつくりだした。
一言で言うと、”まぁちょっとあがってjazzでもやっていけば!” かな....。
jazz barと聞いて普通の人が思うのは、exclusiveなこだわりの店内、古い木目のテーブルでバーボンやワインを飲みながら煙草をくゆらし....、そこまで画一的なイメージもどうかと思うが、少なくともどこかそれに近いものだと思う。
だから私も最初の頃、「もうちょっとコンセプトとか渋い感じとかさぁ....」、ママに機会をみつけては言っていた。
でも今、何だかここが居心地が良い。いろんなさまざま種々雑多なものが、唯一ママのセンスを拠りどころに集まったみたいな空間。
自然な柔らかさとあけっぴろげな自由さ。
どんな場所でも本物の音楽があればOK、逆をいえば、本物の音楽がある所が最高の場所なのだ。
そういう音楽をちゃんとやれるようになろう、そんな強い気持ちを持てるようになった。
今現在は、jazzのセッションやレッスンが中心のレンタルスペースのようになっているが、ある日ころっとママの気が変わって、ライブをたくさんブッキングする本物のlive houseになるといいなぁと思っている。
このお魚はママのアメリカ土産。
スイッチを入れるとご機嫌なカントリーロックがながれて、お魚くんが腰を、じゃない尾っぽをふりふり踊る。動きが絶妙!
こちらがびっくりしていると、口をパクパク、いかしたロック野郎の声で合いの手を入れる。
気絶しそうに面白い.....。
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yuko (火曜日, 17 1月 2012 14:50)
あ~っ、この魚の飾り物、私も見たことがあります!
確かにめちゃくちゃ面白かったなぁ。
michiko (火曜日, 17 1月 2012 21:43)
このお魚を片手に、ママが音楽に合わせて踊る姿は一見の価値あり!
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